クルーズ船の入国審査について

「クルーズ船の入国審査ってどうなるの?」「飛行機と同じようにパスポートを見せるの?」

クルーズ船の入国審査に対して、そんな疑問を持つ人は多いでしょう。

クルーズ旅行では、出発港・寄港地・下船地それぞれで入国・出国手続きが必要になります。

ただし、飛行機とは異なり、手続きの多くが船内で完結するのが特徴です。

この記事では、クルーズ船で行われる入国審査の流れ、必要書類、スムーズに通過するためのポイントを分かりやすく解説します。

初めてのクルーズでも安心して出入国できるよう、ぜひ最後までチェックしてください。

目次

クルーズ船の入国審査とは?飛行機との違いを理解しよう

クルーズ船の入国審査は「港で行われる出入国管理」

クルーズ船における入国審査とは、寄港地の国に上陸する際に行われる出入国管理手続きのことです。

飛行機のように空港の入国審査場に行くのではなく、港で審査官が船に来る場合もあります。

飛行機との違い

比較項目飛行機クルーズ船
審査の場所空港の審査場船内または港
手続き方法個人で列に並ぶ乗客単位で一斉実施
必要書類パスポート・入国カードなど同様だが、船会社が一部代行するケースあり

このように、クルーズ船の入国審査は個人申請よりも団体管理に近い形式で進められます。

クルーズ船での入国審査の流れ【出発から帰国まで】

出発前(日本出港時)

出発港でパスポートチェック・税関審査が行われます。

海外航路の場合、ここで出国スタンプが押されるケースもあります。

寄港地での入国審査

寄港地の国によっては、上陸前に船内で入国審査官が乗船し、乗客のパスポート確認を行います。

代表的なケース

  • 韓国・釜山や済州島
  • 台湾・基隆港
  • 東南アジア諸国(ベトナム、タイなど)

審査を終えた後、船会社がまとめてパスポートを管理し、上陸許可証を発行します。

下船(最終帰港地)

日本に帰港する際は、再入国審査と税関申告が必要です。

手荷物検査・免税品の申告を行い、通常の海外旅行と同様の流れで帰国します。

クルーズ船の入国審査に必要な書類

  • パスポート(残存期間に注意)
     出港日から6か月以上の有効期限があることが推奨されます。
  • 入国カード(国によって必要)
     多くの国では船会社が事前に配布・回収します。
  • ビザ(必要な国のみ)
     中国やベトナムなどでは、クルーズ会社が一括で団体ビザを取得するケースがあります。
  • 船室カード(クルーズカード)
     乗船・下船・上陸時の身分証として使われる重要なカードです。

クルーズ船の入国審査でよくあるトラブルと対策

パスポートの提出忘れ

船内で回収される際に出し忘れると、上陸が遅れる場合があります。

指定時間内に提出し、紛失・破損を避ける保管を徹底しましょう。

寄港地での遅延や混雑

全員が順番に審査を受けるため、寄港地での上陸が遅れることも。

上陸ツアーの出発時間は余裕を持つのがポイントです。

ビザが必要な国への誤解

「船会社が全部やってくれる」と思い込み、個人申請が必要な場合に入国できないケースも。

事前にクルーズ会社または旅行会社でビザ要否を確認しておきましょう。

クルーズ船で入国審査をスムーズに通過するためのコツ

  • 船内アナウンスや掲示を必ずチェック
  • パスポート・船室カードを常に携帯
  • 必要書類はクリアファイルでまとめて保管
  • 早めに集合し、混雑を避ける
  • 税関申告書は事前に記入しておく

こうした基本を守るだけで、入国審査の待ち時間を短縮し、スムーズに上陸できます。

まとめ:クルーズ船の入国審査は船内完結が多く安心

クルーズ船での入国審査は、船会社が多くの手続きを代行してくれるため、飛行機よりも負担は少なめです。

ただし、国や寄港地によってルールが異なるため、以下を意識しておきましょう。

  • 出港前にパスポートとビザの有効期限を確認する
  • 船内アナウンスの指示に従い、書類を忘れず提出する
  • 寄港地の上陸時間には余裕をもつ

これらを守れば、安心して世界各地の港を巡るクルーズ旅行を楽しめます。

以上、クルーズ船の入国審査についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

船の塗装や修理のご依頼は、東備ヤンマー株式会社にお任せください。

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