「クルーズ船に乗るけれど、パスポートって本当に必要?」「日本発着でもパスポートが要るの?」
そんな疑問を持つ方も多いでしょう。
本記事では、クルーズ旅行において、どんなケースでパスポートが必要か/有効期限の目安/忘れたらどうなるかなどを丁寧に解説します。
これを読めば、出発前の準備がぐっと楽になります。
なぜクルーズ船にパスポートが重要なのか
クルーズ旅行では、複数の港に寄港する場合や、外国船籍・海外発着のコースを選ぶと、陸上旅行以上に出入国・入港・下船手続のルールが関わってきます。
たとえば、船会社は「下船時に有効なパスポートを所持していること」を条件にしているケースが多いです。
また、船内での乗船・下船手続きの流れでも、パスポートの原本を預けるケースや、コピー提出だけで良いケースがあるなど、知っておきたいポイントがあります。
つまり、クルーズ船のパスポートの準備は、安心して船旅を楽しむための 必須の備え です。
クルーズ船にパスポートはいつ必要?ケース別に整理
日本国内クルーズの場合
日本国内の港(出発・到着ともに日本)を巡るクルーズでは、基本的にパスポートは不要という案内もあります。
たとえば、国内発着・国内寄港のみのコースでは「パスポート不要」と明記されていることがあります。
ただし、船会社・船籍・航路によって「外国船」「外国寄港地あり」の条件があれば例外ですので、必ず申込時に確認してください。
海外寄港または外国船の場合
海外の港に下船・上陸するクルーズ、または外国船(日本発着でも外国船籍)を利用する場合は、原則として 有効なパスポートの所持が必要 です。
具体的には、「下船日から6か月以上の残存期間」が求められるケースが多いです。
さらに、寄港国によってはビザ(査証)が必要になることもあるため、予約段階で確認しておくことが大切です。
クルーズ船のパスポート準備のチェックリスト
- 有効期限:下船日から 6か月以上の残存期間 を確保。
- パスポートの原本の他、コピーを2枚以上準備しておくと安心。
- 乗船手続き時に船会社・旅行会社への提示が必要。乗船時にパスポートを預けるケースもあります。
- 日本国内だけを巡るコースでも、船籍や寄港地の条件により例外となる可能性あり。確認必須。
- ビザ(査証)・予防接種証明など他の書類が必要な場合もあるため、旅行案内に目を通しておく。
よくあるクルーズ船のパスポートに関する疑問と回答
Q:日本発着なのにパスポートが必要?
A:はい、船籍が外国船だったり、途中寄港地が海外の場合はパスポートが必要になることがあります。
旅行パンフレット・船会社の案内をよくご確認ください。
Q:パスポートの有効期限が短いけど大丈夫?
A:下船日から6か月以上の残存期間があることを条件にしている船会社が多いため、期限が短い場合は取得・更新をおすすめします。
Q:パスポートを乗船中に預けなければならない?
A:多くの場合、乗船手続きでパスポートを預けるか、船内で代わりの証明(クルーズカード)で扱われる場合があります。
預ける場合の返却時期も確認を。
まとめ:クルーズ船のパスポートで船旅を安心に
クルーズ船のパスポートの準備をきちんとすることで、乗船から寄港地観光、下船までの流れがスムーズになります。
特に初めてのクルーズ旅行では、「パスポートは要らない」と思い込んだまま出発すると、思わぬトラブルにつながる可能性があります。
国内のみのコースでも、船籍・寄港地の条件を必ず確認しましょう。
有効期限・書類・手続きのチェックを済ませた上で、船上での心地よい時間を満喫してください。
以上、クルーズ船のパスポートについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。










