クルーズ船での洗濯事情は、旅の快適さを左右する重要なポイントです。
クルーズ会社や船の規模によってサービス内容は異なりますが、大きく分けて以下の方法があります。
目次
有料ランドリーサービス(クリーニング)
ほとんどの大型クルーズ船には、ホテルのように「ランドリーサービス(クリーニング)」が用意されています。
- 仕組み:客室にランドリーバッグと注文用紙があり、必要事項を記入してドアにかけておくとスタッフが回収してくれます。
- 料金相場:Tシャツ1枚3~5ドル、シャツのプレス数ドル、パンツ5~7ドル程度。クルーズ会社や航路によって変動します。
- 仕上がり:通常は翌日返却。追加料金で即日仕上げも可能。
- 利点:手間いらずで仕上がりがきれい。
- 注意点:長期クルーズだと料金がかさむため、計画的に利用するのがベター。
セルフサービスランドリー(コインランドリー)
中型~大型船の一部には、乗客用のセルフランドリールームが設置されています。
- 設備内容:洗濯機、乾燥機、アイロン台、洗剤の自販機など。
- 料金:洗濯機1回あたり2~3ドル、乾燥機も同程度。洗剤は別途1ドル程度で販売。
- 使い方:空いている時間帯(午前中や寄港日など)が狙い目。夕方や航海日だと混雑することが多いです。
- 利点:コストを抑えつつ、自分で好きなタイミングで洗濯できる。
- 注意点:小さな船や高級クルーズでは設置されていないことも多い。
客室内での簡易洗濯
短期間のクルーズや荷物を減らしたい場合は、客室内での「手洗い」も実用的です。
- やり方:洗面所で洗剤を使って手洗いし、シャワーロッドや持参の折りたたみハンガーに干す。
- 乾燥時間:船内は空調が効いているため、速乾素材の衣類なら一晩で乾くことが多い。
- おすすめ持参品
- 小分けの洗濯洗剤(旅行用ジェルや粉末)
- 折りたたみハンガー・洗濯ロープ
- ジップロック(つけ置き用や持ち運びに便利)
- 注意点:船内は湿度や空調の影響で乾きにくい場合もある。厚手の服は避けたほうが無難。
クルーズ会社の特典やパッケージ
長期航路や上級キャビンを利用すると、以下のような特典があることもあります。
- 無料ランドリーサービス付き(スイートクラスや上級会員特典)
- 「洗濯詰め放題デー」:ランドリーバッグ1袋を定額で洗濯(20ドル前後)
- 長期クルーズ限定の割引ランドリーパッケージ
まとめ:効率的な洗濯の工夫
- 短期クルーズ(1週間以内):客室での簡易洗濯で十分。
- 中期(2週間前後):セルフランドリーや詰め放題サービスを活用。
- 長期(1か月以上):ランドリーパッケージや会員特典を検討。
旅行前に乗船する船の 公式サイトや旅行会社の案内 で「ランドリー設備の有無」「料金体系」をチェックしておくと安心です。
以上、クルーズ船での洗濯についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。