潜水艦の正しい数え方や単位について

目次

潜水艦の正しい数え方は「隻」

潜水艦は「1隻、2隻」と数える

潜水艦を数えるときは、基本的に「隻(せき)」という助数詞を使います。

たとえば、次のように表現します。

  • 潜水艦が1隻航行している
  • 2隻の潜水艦が港に入った
  • 潜水艦を3隻保有している
  • 複数隻の潜水艦が演習に参加した

「隻」は船舶を数える際に広く使われる助数詞です。
潜水艦も船舶の一種であるため、「1隻」「2隻」と数えるのが一般的です。

海上自衛隊でも「隻」が使われている

海上自衛隊の公式な文章でも、潜水艦の数量を表す際には「隻」が使われています。

たとえば、潜水艦隊の保有する潜水艦について「24隻の潜水艦」といった表現が使用されています。

そのため、一般的な文章だけでなく、海上自衛隊などの公的な表現においても、潜水艦を数える基本的な単位は「隻」と考えて問題ありません。

なぜ潜水艦は「隻」で数えるのか

「隻」は船舶を数える代表的な助数詞

日本語では、物の種類によって数える際の助数詞が異なります。

自動車であれば「台」、航空機であれば「機」、建物であれば「棟」などを使います。

船舶について広く使われているのが「隻」です。

たとえば、次のような船舶は「隻」で数えられます。

  • 潜水艦
  • 護衛艦
  • 駆逐艦
  • 巡洋艦
  • 航空母艦
  • 客船
  • 貨物船
  • タンカー

潜水艦は水中を航行する特殊な艦艇ですが、船舶であることに変わりはないため、「隻」が使われます。

「隻」は軍艦だけに使う単位ではない

「隻」は軍艦専用の数え方ではありません。

客船や貨物船、タンカーなど、一般の大型船舶にも使われます。

そのため、潜水艦を「隻」で数えるのは、軍用だからというよりも、船舶を数える助数詞として「隻」が広く定着しているためです。

「艦」と「隻」の違い

「艦」は主に軍用の船を表す言葉

潜水艦について調べていると、「隻」のほかに「艦」という言葉も頻繁に登場します。

「艦」は、主として軍事目的で使用される船を示す言葉です。

たとえば、

  • 潜水艦
  • 護衛艦
  • 戦艦
  • 巡洋艦
  • 駆逐艦

などの名称に使われています。

また、個別の船を指して「この艦」「本艦」などと表現することもあります。

数量を表す場合は「隻」が一般的

「艦」が軍用船を表すのに対して、「隻」は船の数量を示す際に広く使われる助数詞です。

たとえば、

「この艦は最新型の潜水艦である」

という場合の「艦」は、船そのものを指しています。

一方、

「最新型の潜水艦を3隻配備する」

という場合の「隻」は、潜水艦の数量を示しています。

この違いを理解しておくと、「艦」と「隻」を使い分けやすくなります。

「艦」で数える表現も存在する

軍艦などについて「1艦」「2艦」と数える表現が使われる場合もあります。

そのため、「艦は絶対に助数詞として使わない」と考えるのは正確ではありません。

ただし、現代の一般的な文章や海上自衛隊の公式な表現で潜水艦の数量を示す場合には、「1隻、2隻」などと表現するのが最も自然です。

「艦艇」とはどのような意味なのか

「艦艇」は軍用の船をまとめて示す言葉

軍事関係の記事などでは、「艦艇」という言葉もよく使われます。

たとえば、

「複数の艦艇が演習に参加した」

といった表現です。

「艦艇」は、「隻」のように数量を数えるための助数詞ではありません。

軍用に使用される艦や艇などをまとめて示す言葉として使われます。

潜水艦も艦艇に含まれる

潜水艦も軍用船舶の一種であるため、広い意味では艦艇に含めて扱われます。

したがって、

「潜水艦などの艦艇」

「複数の艦艇を保有する」

といった表現も可能です。

ただし、具体的な数を表す場合には、

「潜水艦3隻」

のように表現するのが一般的です。

潜水艦と潜水艇では数え方が異なることがある

小型の潜水艇には「艇」が使われる場合がある

船舶には「艇(てい)」という助数詞もあります。

「艇」は比較的小型の船などに使われることがあり、

  • ボート
  • ヨット
  • 救命艇
  • 競漕艇
  • 小型の潜水艇

などを「1艇」「2艇」と数える場合があります。

そのため、小型の潜水艇であれば「艇」が使われることがあります。

「潜水艦は隻、潜水艇は艇」と断定はできない

一般的には、

潜水艦 → 1隻、2隻

小型の潜水艇 → 1艇、2艇

と整理すると分かりやすいでしょう。

ただし、船舶の数え方は、船の規模や種類、用途、公式な名称などによって変わる場合があります。

そのため、「潜水艇なら必ず『艇』で数える」と断定するのではなく、**「小型の潜水艇では『艇』が使われることがある」**と理解しておくのが適切です。

潜水艦の「番艦」とは何か

同じ艦型の順番を表す言葉

潜水艦については、「1番艦」「2番艦」といった表現も使われます。

これは潜水艦そのものの数量を数えているのではなく、同じ艦型の中で建造された順番などを示す表現です。

たとえば、

「○○型潜水艦の1番艦」

「○○型潜水艦の8番艦」

といった使い方をします。

「3隻」と「3番艦」は意味が異なる

「潜水艦3隻」と「3番艦」は、まったく意味が異なります。

「潜水艦3隻」は、潜水艦が3つ存在することを示します。

一方、「3番艦」は、ある艦型の中で3番目に位置する艦を示します。

軍艦に関する文章を読む際には、この違いにも注意が必要です。

「艦数」という言葉も使われる

保有している艦の数を示す表現

軍事関係の文章では、「艦数」という言葉が使われる場合があります。

たとえば、

「潜水艦の保有艦数」

「艦隊全体の艦数」

といった表現です。

「艦数」は、艦の数量そのものを意味する言葉であり、「隻」のような助数詞ではありません。

具体的な数を書く場合には、

「潜水艦を20隻保有している」

などと表現するのが自然です。

潜水艦を「台」や「機」と数えるのは正しいのか

「台」は通常使わない

潜水艦は多数の機械や装置から構成されていますが、潜水艦そのものを「1台、2台」と数えるのは一般的ではありません。

「台」は、自動車や機械類などを数える際に使用される助数詞です。

潜水艦は船舶として扱われるため、「台」ではなく「隻」を使います。

「機」も通常使わない

「機」は航空機などを数える際によく使われます。

たとえば、

  • 戦闘機1機
  • 輸送機2機
  • ヘリコプター3機

などです。

潜水艦は航空機ではなく船舶であるため、「1機、2機」と数えるのは通常適切ではありません。

潜水艦とほかの乗り物の数え方

乗り物によって助数詞は異なる

軍事目的で使われる乗り物でも、種類によって数え方は異なります。

対象一般的な数え方
潜水艦1隻、2隻
護衛艦1隻、2隻
航空母艦1隻、2隻
戦艦1隻、2隻
小型の潜水艇1艇、2艇
戦闘機1機、2機
ヘリコプター1機、2機
戦車1両、2両
自動車1台、2台

潜水艦は非常に大型で複雑な兵器でもありますが、分類上は船舶なので、「隻」で数えるのが基本です。

英語では潜水艦をどのように数えるのか

英語では日本語の「隻」に当たる助数詞を付けない

英語には、日本語の「隻」のような助数詞を名詞の前後に付ける必要はありません。

たとえば、

「1隻の潜水艦」は、

one submarine

「3隻の潜水艦」は、

three submarines

と表現します。

日本語に訳す際には、「3潜水艦」などとはせず、

「3隻の潜水艦」

または、

「潜水艦3隻」

とするのが自然です。

潜水艦の数え方で間違えやすいポイント

基本は「隻」と覚えておく

潜水艦の数え方について迷った場合は、まず**「隻」**を使うと考えておけば問題ありません。

「潜水艦1隻」

「潜水艦2隻」

「3隻の潜水艦」

といった表現が一般的です。

「艦」と「隻」を混同しない

「艦」は軍用船を表したり、「本艦」「○番艦」のように個別の艦を示したりする際に使われます。

一方、「隻」は船舶の数量を示す際の代表的な助数詞です。

ただし、軍艦について「艦」を数え方として使う場合もあるため、「艦は助数詞ではない」と断定するのは避けたほうがよいでしょう。

「艇」は主に小型船で使われる

潜水艦については「隻」が基本ですが、小型の潜水艇などについては「艇」が使われることがあります。

船の正式な名称や分類によって表現が異なる可能性もあるため、専門的な文章では対象となる船舶の公式表記を確認すると確実です。

潜水艦の正しい数え方まとめ

一般的には「1隻、2隻」が正しい

潜水艦の数え方として最も一般的で適切なのは、**「1隻、2隻、3隻」**です。

「隻」は船舶を数える代表的な助数詞であり、潜水艦だけでなく、護衛艦や航空母艦、客船、貨物船などにも使われます。

「艦」は軍用船そのものを表したり、「○番艦」のように個別の艦を示したりする言葉として使われます。
また、軍艦を「○艦」と数える表現もありますが、潜水艦の具体的な数量を示す場合には「隻」を使うのが一般的です。

小型の潜水艇については「艇」と数えることもあります。

そのため、潜水艦について文章を書く場合は、「潜水艦を○隻保有する」「○隻の潜水艦が航行する」などと表現すると、自然で正確な日本語になります。

以上、潜水艦の正しい数え方や単位についてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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