ボートシュノーケルとは

ボートシュノーケルとは、シュノーケリングをするためにボートで沖合のポイントまで移動し、そこでシュノーケリングを楽しむスタイルのことです。

通常、ビーチエントリー(岸から直接海に入る方法)では行けないような、美しいサンゴ礁や透明度の高い海域、魚が多く生息するスポットでのシュノーケリングが可能になります。

目次

ボートシュノーケルの特徴とメリット

ビーチシュノーケルとの違い

ビーチから直接入るシュノーケリング(ビーチエントリー)と比べると、以下のような違いがあります。

項目ボートシュノーケルビーチシュノーケル
アクセス船でポイントまで移動岸から直接海へ
シュノーケルスポットの質魚影が濃く、透明度が高いスポットが多い近場の浅瀬がメイン
潮の流れ比較的穏やかなエリアを選びやすい流れが強いこともある
人の少なさ人気スポットでも混雑しにくい観光客が多く混雑することがある
装備・サポートボートに休憩スペースやガイド付きが多い自己管理が基本

ボートシュノーケルのメリット

透明度の高い海で楽しめる

ボートを使うことで、岸からは行けない沖のスポットに行けるため、水の透明度が高く、海の生物も豊富なエリアでシュノーケリングが可能になります。

魚影が濃く、サンゴ礁が美しいスポットへ行ける

ビーチ近くの海は人が多く、魚が逃げてしまうこともありますが、ボートシュノーケルではダイビングスポットのような美しいサンゴ礁や魚の群れが見られることが多いです。

体力的な負担が少ない

ボートから直接エントリーするため、長距離を泳ぐ必要がなく、体力的な負担が少なくなります。

泳ぎに自信がない人や初心者にも安心です。

ガイド付きで安全

多くのツアーではシュノーケルガイドがついているため、安全面でも安心です。

流れがある場所でも、適切なエリアへ案内してくれます。

休憩がしやすい

疲れたときはボートに戻って休憩できるため、長時間楽しむことができます。

ボートシュノーケルの注意点

船酔い対策

ボートシュノーケルでは、沖に出るためにボートに乗る時間が長くなることがあります。

船酔いしやすい人は、事前に酔い止めを服用するのがおすすめです。

日焼け対策

ボートの上は直射日光を浴びやすいため、ラッシュガードや日焼け止めを塗るなどの対策が必要です。

特に海面の照り返しが強いため、顔や首の後ろのケアも忘れずに。

適切な装備の準備

  • フィン(足ヒレ):流れがある場所ではフィンがあると泳ぎやすく、体力の消耗を防げます。
  • シュノーケルマスク:視界の確保が重要なので、しっかりフィットするものを選びましょう。
  • ライフジャケットまたは浮力ベスト:初心者や泳ぎに自信がない人は、ライフジャケットを着用すると安心です。

環境への配慮

サンゴ礁の上に立ったり、蹴ったりしないようにしましょう。

環境を守るために珊瑚に触れない、日焼け止めはサンゴに優しいものを選ぶといったエチケットが求められます。

ボートシュノーケルのおすすめスポット(日本)

日本国内にもボートシュノーケルが楽しめる美しいスポットが多数あります。

沖縄

  • 慶良間諸島(けらましょとう):透明度が抜群に高く、多くのウミガメと遭遇できるスポット。
  • 青の洞窟(恩納村):幻想的な青い光が広がる洞窟内でのシュノーケリングが人気。
  • 石垣島・川平湾:マンタと一緒に泳げる可能性があるエリア。

奄美大島

  • 倉崎海岸:手つかずの自然が残る美しいシュノーケリングポイント。
  • 加計呂麻島(かけろまじま):サンゴ礁が広がる絶景の海でボートシュノーケルが可能。

伊豆

  • 初島:東京都心からアクセスしやすく、透明度の高い海でシュノーケリングが楽しめる。
  • 熱海・伊東エリア:ボートシュノーケルツアーが豊富で、初心者向けのスポットも多い。

ボートシュノーケルの流れ(一般的なツアーの場合)

  • 集合・受付
    • シュノーケルツアーの受付を済ませ、レンタル装備を受け取る。
  • ブリーフィング(説明)
    • ガイドがシュノーケルの方法や安全対策を説明。
  • ボートで移動
    • 目的のシュノーケルスポットまで移動(約15分~1時間)。
  • シュノーケリング開始
    • ボートから海へエントリーし、シュノーケリングを楽しむ(約30分~1時間)。
  • 休憩・ポイント移動
    • 一度ボートに戻って休憩し、次のポイントへ移動する場合も。
  • シュノーケル終了・帰港
    • シュノーケルが終わったら港へ戻り、解散。

まとめ

ボートシュノーケルは、ビーチシュノーケルでは行けない美しい海域で、魚やサンゴ礁を間近に楽しめる魅力的なアクティビティです。

初心者でも参加しやすく、沖縄や伊豆、奄美大島などのリゾート地では人気のツアーが多数開催されています。

シュノーケリングをするなら、ぜひボートシュノーケルで最高の海の景色を楽しんでみてください。

以上、ボートシュノーケルについてでした。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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