カヌーに乗ると靴が濡れる可能性は高いです。
特にレクリエーション用やリバーカヌー、シーカヤックなど種類によっても濡れ方の程度は変わりますが、以下の理由と状況によって「靴が濡れるのが当たり前」と考えた方が良い場面が多くあります。
目次
なぜ靴が濡れるのか?理由を詳しく解説
乗り降りの際に水に足をつけることが多い
カヌーは桟橋や岸辺から直接乗るケースが多いですが、多くの場所では以下のような状況があります。
- 水辺の浅瀬に立ってカヌーを安定させながら乗り込む(これが最も一般的)
- 川や湖の砂利、泥、草地の岸から乗るため、足首くらいまでは水に入ることが多い
- 特に初心者やレンタルカヌー体験では、水際でスタッフに手伝ってもらいながら足を水に浸けて乗るのが普通
パドル操作で水が靴に垂れる
- パドルを漕いでいると、水滴がシャフト(柄)を伝って落ちてきます。
- パドルのしずくが舟の中に入ると、それが靴に垂れたり、足元が濡れたりします。
舟の中に水が入ってくることがある
- 軽い波やバランスを崩したときに舟の中に少量の水が入ることがあります。
- シーカヤックやリバーカヌーなどでは、わざとバウ(船首)から水をかぶるアクションも。
万が一の転覆(カヌーは不安定)
- 初心者はバランスを崩して舟が傾くこともあります。
- カヌーが完全に転覆しなくても、体勢を崩した時に足元に水が入ることはよくある
どれくらい濡れるのか?(シチュエーション別)
シチュエーション | 濡れる程度 | 解説 |
---|---|---|
湖でのレジャーカヌー | 軽く濡れる程度 | 乗り降りの時に浅瀬に足をつける程度。パドルのしずく程度なら軽い濡れ。 |
川下りのリバーカヌー | 中程度〜びしょ濡れ | 波や転覆の可能性あり。足元までしっかり濡れることが多い。 |
シーカヤック | 中程度〜びしょ濡れ | 海水の飛沫、波をかぶる。シュノーケル併用なら完全に濡れる前提。 |
安定した場所(桟橋)からの乗船 | ほぼ濡れない〜軽度 | 靴を濡らさずに乗れる場合も。ただしパドルの水しぶきで少し濡れる可能性あり。 |
靴選びのポイント:濡れる前提で対策を
カヌーでは以下のような靴がおすすめです。
ウォーターシューズ(アクアシューズ)
- メッシュ素材で水が抜けやすい
- 滑りにくいソール付き
- 乾きやすいので一番おすすめ
スポーツサンダル(かかとが固定されるタイプ)
- 岩場や水辺でも脱げにくい
- 足の裏が濡れても気にならない
- 濡れてもすぐ乾く素材なら◎
ラバー製のマリンブーツ(寒い季節用)
- 冷たい水でも足が冷えにくい
- 少し重いが保温力あり
避けたほうが良い靴
- 布製のスニーカー(乾きにくい・重くなる)
- クロックスなどかかとの固定がないもの(脱げやすい)
- 皮靴やレザー素材(水に弱い)
濡れた場合の対策
- タオル持参:乗った後に足を拭く用のタオルを1枚用意しておくと快適。
- 着替えの靴下や靴:帰り道に備えて、替えを持っておくと安心。
- 防水袋(ドライバッグ)にタオル・替えの服を入れておくと便利。
結論:カヌーに乗ると「靴はほぼ濡れる」と思って準備すべき
多少なりとも水には触れる機会があり、完全に靴を濡らさないようにするのは難しいです。
そのため、最初から「濡れても大丈夫な靴」「乾きやすい素材」「履き替えの用意」をしておくのが賢明です。
もし、「なるべく濡れたくない状況(観光・撮影用の乗船など)」がある場合は、事前にどのような形で乗船するのか、桟橋からの出入りが可能かどうかなどを施設に問い合わせると良いでしょう。
以上、カヌーは靴が濡れるものなのかについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。