「カヌーを漕ぐ」は英語で “paddle a canoe” と言います。
この表現を理解し、より自然に使いこなすためには、英語の語彙や構文だけでなく、動作や文脈についても詳しく見ていくと良いでしょう。
目次
基本の英語表現
paddle a canoe
- paddle は「(パドルで)漕ぐ」
- canoe は「カヌー」
したがって、「カヌーを漕ぐ」は直訳で “paddle a canoe” となります。
例文
- We paddled a canoe across the lake.
(私たちはカヌーで湖を渡って漕いだ。) - He learned how to paddle a canoe on the river.
(彼は川でカヌーの漕ぎ方を学んだ。)
「row」と「paddle」の違いに注意
「row」はオール(両手で扱う櫂)を使って漕ぐこと
- 小型ボート(rowboat や dinghy)に使うことが多い
- オールはボートに固定されている
「paddle」は手に持って漕ぐ
- カヌーやカヤックなど、パドルを使う乗り物に使う
- パドルは片手または両手で持ち、ボートに固定されていない
正しい例:
row a canoe(×) → カヌーに対しては自然ではない
paddle a canoe(〇)
より自然なバリエーション
go canoeing(カヌーをしに行く)
- スポーツやレジャーとしての「カヌーをする」という意味
例:
- We went canoeing on the river last weekend.
(先週末、私たちは川でカヌーをしました。)
take a canoe trip(カヌー旅行をする)
- 少し長距離の移動や冒険を含む場合に使用される
例:
- They took a two-day canoe trip through the forest.
(彼らは森を通って2日間のカヌー旅行をした。)
navigate a canoe(カヌーを操縦する)
- より技術的で、方向や流れを読むことを強調した表現
例:
- She navigated the canoe through the rapids with great skill.
(彼女は急流を見事な技術でカヌーで通り抜けた。)
口語で使える表現
- Let’s paddle out a bit farther.
(もう少し沖に漕ぎ出してみよう。) - I’ve never paddled a canoe before.
(カヌーを漕いだことがないよ。) - Can you paddle on the left side?
(左側を漕いでくれる?)
まとめ
日本語 | 英語表現 | 解説 |
---|---|---|
カヌーを漕ぐ | paddle a canoe | 一番基本で正確な表現 |
カヌーをしに行く | go canoeing | レジャーとしての活動 |
カヌー旅行をする | take a canoe trip | アドベンチャーや旅行的な要素を含む |
カヌーを操縦する | navigate a canoe | 技術・方向性のニュアンスが強い |
オールで漕ぐ | row a boat | 小型ボート用。カヌーには基本的に使わない |
補足:カヤックとの違い
- カヌー(canoe):基本的に片方にブレードのついたシングルブレードパドルを使い、片側ずつ漕ぐ。
- カヤック(kayak):両端にブレードのついたダブルブレードパドルを使い、左右交互に漕ぐ。
よって、「カヤックを漕ぐ」は paddle a kayak となります。
以上、カヌーを漕ぐは英語でなんというのかについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。