カヌーに必要な持ち物は、目的(レジャー、キャンプ、川下り、釣りなど)や場所(湖、川、海)によって変わりますが、ここでは以下の3つの観点から詳しく整理してご紹介します。
目次
必須装備(安全・航行に必要なもの)
これはどんなカヌーでも共通して必要な最重要装備です。
| 持ち物 | 解説 |
|---|---|
| パドル(オール) | 推進・方向転換のために不可欠。予備も1本あると安心。 |
| パーソナルフローテーションデバイス(PFD)=ライフジャケット | 義務化されている場合もある。泳げる人でも必須。必ず体にフィットするものを選びましょう。 |
| ホイッスル | 緊急時の合図。特に河川や湖では音で助けを求める手段として重要。 |
| ビルジポンプ or バケツ | カヌー内に水が入ったときに排水するための道具。特にシットインタイプで必須。 |
| 水に強いバッグ(ドライバッグ) | 貴重品や食料などを水濡れから守る。複数サイズあると便利。 |
| カヌー自体(インフレータブルやハードタイプ) | レンタルではなく自前で行くなら、運搬方法や空気入れも必要。 |
日帰りツーリング用の便利装備
快適で安全な日帰りカヌー体験のためにおすすめの持ち物です。
| 持ち物 | 解説 |
|---|---|
| 帽子・サングラス | 強い日差しと照り返し対策に。偏光サングラスは水面のギラつきを防止。 |
| 日焼け止め | 水面で反射する紫外線は想像以上に強力。必ず塗りましょう。 |
| 水筒・スポーツドリンク | 脱水症予防に。携行できる水分は多めに。 |
| 行動食(エネルギーバーなど) | 体力維持に。川下りや湖での長時間漕ぎには軽食必須。 |
| ウォーターシューズ・サンダル | 濡れてもいい靴。滑りにくく、足を保護できるものを。 |
| 速乾性の服 | 濡れる前提で、ポリエステルなどの素材がベスト。綿は避けましょう。 |
| タオル(マイクロファイバー) | コンパクトで吸水性のあるものが便利。風よけや膝掛けにも。 |
| 地図・GPS(スマホ) | コース確認や緊急時の連絡手段として。防水ケースに入れて携帯。 |
| 携帯電話+防水ケース | 防水パックに入れて首からかけられるものがおすすめ。 |
| カメラ(防水) | 記念写真や景色の撮影に。GoProなども人気。 |
キャンプ・長距離カヌートリップ向けの追加装備
数日間の旅やキャンプを兼ねたカヌー旅行なら、以下の装備も重要です。
| 持ち物 | 解説 |
|---|---|
| テント・寝袋・マット | コンパクトな軽量タイプがおすすめ。ドライバッグで防水管理。 |
| クッカーセット(バーナー+調理器具) | 湯沸かしや簡単な料理に。風防があると便利。 |
| 食料(保存食中心) | レトルト食品や乾麺、行動食などが主力。調理不要なものも用意。 |
| ヘッドライト(+予備電池) | 夜間の作業やトイレ時に。両手が使えるヘッドタイプがベスト。 |
| 衛生用品(トイレットペーパー・ウェットティッシュなど) | 野営地では意外と重要。持ち帰り用のゴミ袋も忘れずに。 |
| ファーストエイドキット | 小さなケガや虫刺されなどに備えて。携帯用でも十分。 |
| 防虫スプレー・虫よけ対策 | 特に夏場や川沿いでは蚊やアブ対策が必要。 |
パッキングのコツ
- 重たいものはカヌーの中央・底に配置すると安定しやすい。
- 頻繁に使うものは上に置く/取り出しやすいバッグに収納。
- ドライバッグは色別・サイズ別に分けて整理すると効率的。
- 防水対策は二重に:ジップロック+ドライバッグが安心。
注意事項・チェックリスト
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| 天気予報の確認 | 出発前に必ずチェック。急な風や雨に注意。 |
| 漕ぎ方・転覆時の対応など基本技術の習得 | 初心者でも、基本操作は事前に学びましょう。 |
| カヌー可能エリアのルール確認 | 禁止区域やマナーを守って安全に。 |
| 同行者との連携・連絡手段 | トラブルに備えて情報共有と事前計画を。 |
| 遭難時の対策 | ホイッスルやライト、スマホの位置共有アプリなどで備えましょう。 |
まとめ
カヌーは自然との一体感を味わえるアクティビティですが、水辺での活動には常に危険が伴います。
「安全第一」と「準備万端」をモットーに、必要な持ち物をリストアップして出発しましょう。
以上、カヌーに必要な持ち物についてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。










