航海灯とは、船舶が夜間や視界の悪い状況で、自船の存在や進行方向、船の種類、運航状態などを周囲の船に知らせるための灯火です。
航海灯は、海面や進行方向を明るく照らすためのライトではありません。
船同士の衝突を防ぐために、灯火の色、数、設置位置、見える方向などが法令によって定められています。
周囲の船は、航海灯の色や組み合わせを見ることで、相手船がどの方向へ進んでいるのか、航行中なのか錨泊中なのか、通常どおり操船できる状態なのかなどを判断します。
自動車のヘッドライトやテールランプ、方向指示器のような役割を持つ、海上交通に欠かせない安全設備といえるでしょう。
航海灯の主な役割
航海灯からは、主に次のような情報を確認できます。
- 船の存在
- 船首と船尾の向き
- 船の進行方向
- 動力船、帆船、漁労船などの船の種類
- 航行中、錨泊中、乗り揚げ中などの状態
- 曳航や浚渫などの作業状況
- 操縦能力が制限されているかどうか
夜間は船体そのものが見えにくいため、灯火の位置や色の組み合わせから、相手船の状態を読み取る必要があります。
ただし、航海灯だけですべてを判断するのではなく、目視、レーダー、AIS、コンパス方位、音響信号なども含めて総合的に確認することが重要です。
航海灯を表示する時間
航海灯は、原則として日没から日出まで表示します。
また、霧、もや、降雪、激しい雨などによって視界が制限されている場合は、昼間であっても表示する必要があります。
夜間
日没から日出までの間は、船舶の種類や状態に応じた法定灯火を表示します。
視界制限状態
霧や大雨などによって周囲の船を確認しにくい場合は、昼間でも航海灯を表示します。
視界制限状態では、航海灯だけでなく、汽笛などによる音響信号も重要になります。
基本となる航海灯の種類
一般的な動力船が航行するときには、マスト灯、舷灯、船尾灯などを表示します。
マスト灯
マスト灯は、船の上部に設置される白色の灯火です。
正船首方向を中心として、左右それぞれ正横後方22度30分までの範囲を照らします。
水平方向の照射範囲は225度です。
航行中の動力船であることを示す代表的な灯火で、船首方向や斜め前方から確認できます。
長さ50メートル以上の動力船は、原則として前部マスト灯に加え、その後方かつ高い位置に後部マスト灯を表示します。
長さ50メートル未満の動力船には、後部マスト灯を表示する義務はありません。
左舷灯
左舷灯は、船の左側に設置される紅色の灯火です。
正船首方向から左舷側の正横後方22度30分までを照らし、水平方向の照射範囲は112度30分です。
一般的な説明では「赤色灯」と呼ばれますが、法令上は「紅灯」と表現されます。
右舷灯
右舷灯は、船の右側に設置される緑色の灯火です。
正船首方向から右舷側の正横後方22度30分までを照らし、水平方向の照射範囲は112度30分です。
左舷灯と右舷灯をまとめて「舷灯」と呼びます。
基本的な色の配置は、次のとおりです。
- 左舷側が紅色
- 右舷側が緑色
航空機の翼端灯と同じ配色であるため、併せて覚えると分かりやすいでしょう。
船尾灯
船尾灯は、船の後部に設置される白色の灯火です。
正船尾方向を中心として、左右それぞれ67度30分の範囲を照らします。
水平方向の照射範囲は135度です。
航行船を後方から見た場合に確認できる灯火です。
全周灯
全周灯は、水平方向の360度すべてから確認できる灯火です。
白色、紅色、緑色、黄色などがあり、船の種類や状態に応じて使い分けられます。
錨泊船、漁労船、運転不自由船、操縦性能制限船などの状態を示すために使用されます。
航海灯の照射範囲
主な航海灯の水平方向の照射範囲は、次のように定められています。
| 灯火 | 照射範囲 |
|---|---|
| マスト灯 | 225度 |
| 左舷灯 | 112.5度 |
| 右舷灯 | 112.5度 |
| 船尾灯 | 135度 |
| 全周灯 | 360度 |
舷灯は、どの方向からでも見えるものではありません。
灯具の構造や遮光板によって見える方向が制限されているため、相手船から見える灯火の色を確認することで、その船の向きをある程度判断できます。
航海灯の見え方で分かること
航海灯の色や見え方から、相手船のおおよその向きを判断できます。
ただし、灯火の色だけで避航義務や衝突の危険性を断定することはできません。
紅色と緑色の両方が見える場合
左右の舷灯が同時に見える場合は、相手船の船首側を見ている状態です。
相手船とほぼ向かい合って接近している可能性があるため、進路、方位、速度、距離などを慎重に確認する必要があります。
ただし、斜め前方からでも両方の舷灯が見える場合があるため、必ず真正面から接近しているとは限りません。
紅色だけが見える場合
紅色の左舷灯だけが見える場合は、相手船の左舷側を見ている状態です。
緑色だけが見える場合
緑色の右舷灯だけが見える場合は、相手船の右舷側を見ている状態です。
ただし、紅色または緑色のどちらが見えるかだけで、自船が避航船なのか保持船なのかを判断することはできません。
船の種類、相対方位、進路、追越し関係、航行水域などを確認し、適用される航法を判断する必要があります。
白色灯だけが見える場合
白色灯だけが見える場合は、航行船の船尾灯である可能性があります。
ただし、白色灯には次のような種類があります。
- 船尾灯
- マスト灯
- 錨泊灯
- 小型動力船の白色全周灯
- ろかい船が使用する白色灯
- 曳航物が表示する灯火
そのため、白色灯だけを見て、相手船の船尾灯だと断定することはできません。
灯火の高さ、数、動き、見える方向、周囲の状況などを総合的に確認する必要があります。
航行中の動力船が表示する灯火
一般的な航行中の動力船は、次の灯火を表示します。
- マスト灯
- 左右の舷灯
- 船尾灯
長さ50メートル以上の動力船は、前部マスト灯に加え、その後方かつ高い位置に後部マスト灯を表示します。
長さ50メートル以上の動力船
原則として、次の灯火を表示します。
- 前部マスト灯
- 後部マスト灯
- 左右の舷灯
- 船尾灯
後部マスト灯は、前部マスト灯より高い位置に設置されます。
長さ50メートル未満の動力船
原則として、次の灯火を表示します。
- マスト灯
- 左右の舷灯
- 船尾灯
後部マスト灯を追加して表示することもできますが、表示義務はありません。
小型船の航海灯
小型船には、船の長さや速力に応じた灯火の特例があります。
長さ20メートル未満の船舶
長さ20メートル未満の船舶は、左右の舷灯を一つの灯具にまとめた「両色灯」を使用できます。
両色灯は、左舷側が紅色、右舷側が緑色に分かれています。
長さ12メートル未満の動力船
長さ12メートル未満の動力船は、通常のマスト灯、舷灯、船尾灯に代えて、次の灯火を表示できます。
- 白色の全周灯1個
- 左右の舷灯
長さ7メートル未満で最大速力7ノット以下の動力船
長さ7メートル未満で、最大速力が7ノット以下の動力船は、白色の全周灯1個を表示することで、通常の灯火に代えることができます。
ただし、可能である場合は、左右の舷灯も表示する必要があります。
錨泊中の船舶が表示する灯火
錨を下ろして停まっている船舶は、「停泊中」ではなく、より正確には「錨泊中」と表現します。
漂流している船と、錨を下ろしている船は状態が異なるため、区別が必要です。
長さ50メートル以上の錨泊船
原則として、次の灯火を表示します。
- 船の前部に白色の全周灯1個
- 船尾近くの、前部灯より低い位置に白色の全周灯1個
前後の2灯を表示することで、船体のおおよその長さや向きを周囲に知らせます。
長さ50メートル未満の錨泊船
長さ50メートル未満の船舶は、最も見えやすい場所に白色の全周灯1個を表示することで代えることができます。
錨泊船の昼間形象物
昼間は、球形の形象物1個を表示します。
乗り揚げている船舶が表示する灯火
海底や浅瀬などに乗り上げて動けない船舶は、法令上「乗り揚げている船舶」と表現されます。
一般的には座礁船とも呼ばれます。
乗り揚げている船舶は、錨泊船と同様の白色灯に加えて、紅色の全周灯2個を垂直線上に表示します。
夜間の灯火
- 錨泊船と同様の白色全周灯
- 紅色の全周灯2個を縦に表示
昼間の形象物
球形の形象物3個を垂直線上に表示します。
紅色灯2個だけではなく、錨泊灯と組み合わせて表示することが重要です。
運転不自由船が表示する灯火
運転不自由船とは、故障や異常な事態によって操縦性能が制限され、他船の進路を避けることができない船舶です。
機関故障や操舵装置の故障などが代表的な例です。
夜間の灯火
紅色の全周灯2個を垂直線上に表示します。
運転不自由船が対水速力を有して航行している場合は、これに加えて左右の舷灯と船尾灯を表示します。
昼間の形象物
球形の形象物2個を垂直線上に表示します。
操縦性能制限船が表示する灯火
操縦性能制限船とは、作業の性質によって操縦性能が制限され、他船の進路を避けることができない船舶です。
代表的な作業には、次のようなものがあります。
- 浚渫作業
- 測量作業
- 海底ケーブルの敷設や保守
- パイプラインの敷設
- 航路標識の設置や保守
- 水中作業
夜間の灯火
次の全周灯を垂直線上に表示します。
- 上:紅色
- 中:白色
- 下:紅色
「赤・白・赤」と覚えられる代表的な灯火です。
昼間の形象物
次の形象物を垂直線上に表示します。
- 上:球形
- 中:ひし形
- 下:球形
浚渫船などでは、通航可能な側と障害物のある側を示す追加の灯火や形象物を表示する場合があります。
漁労船が表示する灯火
法令上の「漁ろうに従事している船舶」とは、網、縄その他の漁具によって操縦性能が制限されている船舶を指します。
単に釣りをしているだけで、操縦性能が制限されていない船舶は、法令上の漁労船に該当しない場合があります。
トロール漁に従事する船舶
次の全周灯を垂直線上に表示します。
- 上:緑色
- 下:白色
「緑の上に白」と覚えます。
対水速力を有して航行している場合は、舷灯と船尾灯も表示します。
トロール以外の漁労に従事する船舶
次の全周灯を垂直線上に表示します。
- 上:紅色
- 下:白色
「赤の上に白」と覚えます。
漁具が船体から一定以上離れて伸びている場合は、漁具の方向を示す追加灯火や形象物を表示します。
曳航中の船舶が表示する灯火
他の船舶や物体を引いている動力船は、通常の動力船とは異なる灯火を表示します。
曳航距離が200メートル以下の場合
前部に白色のマスト灯を垂直線上に2個表示します。
また、船尾灯の上方に黄色の引き船灯を表示します。
曳航距離が200メートルを超える場合
前部に白色のマスト灯を垂直線上に3個表示します。
さらに、昼間はひし形の形象物1個を表示します。
曳航距離は、曳航船の船尾から曳航物の後端までの距離を基準に判断します。
引き船灯
引き船灯は黄色の灯火で、船尾灯と同じ135度の範囲を照らします。
船尾灯の上方に表示され、他船や物体を曳航していることを周囲に知らせます。
帆船が表示する灯火
帆だけを使用して航行している帆船は、原則として左右の舷灯と船尾灯を表示します。
基本的な灯火
- 左右の舷灯
- 船尾灯
追加できる灯火
マストの最上部付近に、次の全周灯を垂直線上に表示できます。
- 上:紅色
- 下:緑色
ただし、長さ20メートル未満の帆船が三色灯を使用している場合、この紅色灯と緑色灯を同時に表示することはできません。
三色灯
長さ20メートル未満の帆船は、舷灯と船尾灯を一つの灯具にまとめた三色灯を、マストの最上部付近に表示できます。
三色灯は、船首側の左に紅色、右に緑色、船尾側に白色を表示します。
エンジンを使用している帆船
帆船であっても、エンジンを使用して推進している場合は、原則として動力船として扱われます。
帆とエンジンを併用している場合も、動力船の灯火を表示する必要があります。
ろかいを用いる船舶の灯火
手こぎ船など、ろかいを用いて航行する船舶は、帆船と同じ灯火を表示できます。
帆船と同じ灯火を表示しない場合は、白色の携帯電灯または点火した白灯を、直ちに使用できるよう準備しておく必要があります。
他船が接近した場合は、衝突を防ぐために十分な時間、その白色灯を表示しなければなりません。
単にライトを船内に保管しておくだけではなく、必要なときにすぐ表示できる状態にしておくことが重要です。
航海灯と作業灯の違い
航海灯は、周囲の船に自船の種類や状態を知らせるための灯火です。
一方、作業灯や探照灯は、甲板作業や海面の確認、対象物の照射などに使用されます。
航海灯
- 船の存在や状態を知らせる
- 色や見える方向が定められている
- 法令に基づいて表示する
- 衝突防止を目的としている
作業灯
- 甲板や作業場所を照らす
- 乗組員の作業を補助する
- 船の状態を周囲に伝えるものではない
探照灯
- 海面や対象物を照らす
- 漂流物や岸壁などを確認する
- 必要な方向に強い光を向ける
夜間航行中に強い作業灯や装飾灯を使用すると、航海灯が見えにくくなることがあります。
また、周囲の船が法定灯火と誤認するおそれもあります。
法定灯火以外の灯火を使用する場合は、航海灯の視認や識別、乗組員の見張りを妨げないようにする必要があります。
昼間に使用する形象物
航海灯は主に夜間に使用されますが、昼間は「形象物」と呼ばれる標識によって船の状態を示します。
形象物には、球形、ひし形、円すい形、円筒形などがあります。
代表的な形象物は次のとおりです。
| 船の状態 | 昼間の形象物 |
|---|---|
| 錨泊中 | 球形1個 |
| 乗り揚げ中 | 球形3個 |
| 運転不自由船 | 球形2個 |
| 操縦性能制限船 | 球形・ひし形・球形 |
| 200メートルを超える曳航 | ひし形1個 |
夜間は灯火、昼間は形象物を使用することで、船の状態を周囲に知らせます。
航海灯を見るときの注意点
実際の海上では、航海灯だけを見て相手船の状態を断定するのは危険です。
港や沿岸部では、街灯、工場の照明、橋の灯火、ブイの灯火などが重なり、船の灯火を識別しにくいことがあります。
船体の揺れや波、積載物、船体構造などによって、一部の灯火が一時的に見えなくなる場合もあります。
灯火の色だけで避航関係を決めない
相手船の紅色灯や緑色灯が見えても、それだけで自船が避航船か保持船かを決めることはできません。
次の情報を総合的に確認します。
- 相手船の種類
- 相対方位
- 進路
- 速度
- 距離
- 追越し関係
- 航行している水域
- 視界の状態
AISを過信しない
AISは、相手船の船名、位置、進路、速力などを確認できる便利な設備です。
ただし、すべての船がAISを搭載しているわけではありません。
また、AISの情報が誤って入力されていたり、更新が遅れていたり、送信が停止していたりする可能性もあります。
AISは補助的な情報として活用し、目視やレーダーによる見張りの代わりにしてはいけません。
方位変化を確認する
相手船のコンパス方位がほとんど変わらないまま距離が縮まっている場合は、衝突のおそれがあると考えられます。
ただし、大型船や曳航船、近距離の船などでは、方位が変化していても衝突の危険が残る場合があります。
方位が変わっているから安全だと安易に判断せず、継続して確認することが重要です。
航海灯と併せて確認する情報
周囲の船の状態を判断するときは、航海灯に加えて、次の情報を確認します。
- 船影の目視
- コンパス方位
- レーダー
- AIS
- 相手船の進路と速度
- 自船との距離
- 方位の変化
- 汽笛などの音響信号
- 航行水域の状況
航海灯は重要な判断材料ですが、あくまで見張りに使用する情報の一つです。
利用できるすべての手段を使って、衝突のおそれがあるかどうかを判断する必要があります。
航海灯の点検項目
航海灯が正しく表示されていないと、周囲の船が自船の向きや状態を誤認する可能性があります。
出航前には、次の項目を確認することが重要です。
点灯状態
- 正常に点灯するか
- 点滅や明るさの低下がないか
- スイッチに異常がないか
灯火の色
- 左舷灯が紅色になっているか
- 右舷灯が緑色になっているか
- 白色灯や黄色灯の色が正しいか
- 左右の灯具を逆に取り付けていないか
灯具の状態
- レンズに汚れがないか
- レンズにひび割れや破損がないか
- 内部に水や結露が入っていないか
- 遮光板が正しい向きになっているか
配線と電源
- 配線に断線や腐食がないか
- バッテリー電圧に問題がないか
- 接続部に緩みがないか
- ヒューズに異常がないか
灯火が隠れていないか
- 荷物で灯火が隠れていないか
- カバーやシートがかかっていないか
- アンテナや船体設備が光を遮っていないか
- 後付け設備によって照射範囲が変わっていないか
船舶の種類や適用される設備基準によっては、予備電球、予備灯具、代替電源などが必要となる場合があります。
航海灯が故障した場合
夜間や視界制限状態で航海灯が故障すると、周囲の船が自船の進行方向や状態を正しく判断できなくなります。
航海灯の故障を確認した場合は、可能な範囲で速やかに修理または代替措置を行う必要があります。
そのまま航行を続けると、衝突事故につながるおそれがあります。
特に、左右の舷灯が逆になっている場合や、一方だけ点灯していない場合は、周囲の船に誤った進行方向を伝えてしまうため危険です。
航海灯を理解するうえで重要なポイント
航海灯を理解するときは、灯火の色だけでなく、数、上下関係、表示位置、見える方向を確認することが大切です。
例えば、紅色の灯火が見えても、左舷灯とは限りません。
運転不自由船や操縦性能制限船、漁労船なども、紅色の全周灯を表示します。
同じ色でも、次の条件によって意味が異なります。
- 灯火が一つか複数か
- 縦に並んでいるか
- 白色灯や緑色灯と組み合わされているか
- 船体のどの高さにあるか
- 一定方向だけに見えるか、全周から見えるか
- 船が移動しているか、停止しているか
航海灯は、色だけではなく「配置と組み合わせ」で読む必要があります。
航海灯についてのまとめ
航海灯は、夜間や視界制限状態において、船の存在、進行方向、種類、作業状態、操縦能力などを周囲に伝えるための重要な安全設備です。
基本となる灯火は次のとおりです。
- 左舷灯は紅色
- 右舷灯は緑色
- マスト灯は白色
- 船尾灯は白色
- 全周灯は状態に応じて紅色、白色、緑色、黄色などを使用する
さらに、灯火の組み合わせによって、次のような状態を表します。
- 運転不自由船は紅色2灯
- 操縦性能制限船は紅・白・紅
- トロール漁船は緑・白
- トロール以外の漁労船は紅・白
- 乗り揚げ船は錨泊灯に加えて紅色2灯
- 曳航船は複数のマスト灯と黄色の引き船灯
ただし、航海灯の色だけで、相手船の進路や避航義務を断定することはできません。
目視、レーダー、AIS、方位、速度、距離、音響信号などを併せて確認し、周囲の状況を総合的に判断することが重要です。
航海灯は、単に船の周囲を照らすライトではありません。
船同士が海上で情報を伝え合い、衝突を防止するための国際共通の視覚信号です。
以上、航海灯とはなんなのかについてでした。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。















